粗悪なサプリメントがある?
サプリメントとは、不足しがちな栄養成分の補助や、健康補助として利用されるものです。つまり、それらの成分が入っていたり、効果がなければ意味がありません。基本的にサプリメントとは、天然成分で製造されているものであるはずなのですが、実際にはそのように見せかけているだけで合成成分で作られているようなサプリメントもあるのです。また、天然成分が入ってはいても、その含有量はごく微量で、ほとんど効果が期待できないようなものもたくさんあります。ですから、必ず成分表示を確認するようにしてください。残念なことに日本では、サプリメントや健康補助食品に対する法整備が遅れていて、その基準もとても曖昧です。そのため、有名サプリメントの類似品のようなものもたくさん出回っています。サプリメントを利用するなら、信頼できるメーカーのものを利用するのが一番ですね。そして、あまり安価なサプリメントは必要な成分がほとんど含まれていないケースが多いのが現状です。例えば、安売りしている商品が、消費期限の迫った有名メーカーのサプリメントであれば問題はありません。でも、在庫一掃処分のような形で価格が下がっているものは、元々の原価が安いものの可能性も高いですから、特に入念に成分表示などをチェックするようにしましょう。また、日本の法律では、サプリメントに対して効能を謳ってはならないという決まりがあります。なので、「花粉症に効く」というようなことは書いてはいけないことになっています。それなのに、効能を謳っているようなサプリメントは信用しない方がいいでしょう。
- (2011/07/12)天然と合成だったらどっちが良い?を更新しました